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![]() 「首と背中が痛くって、動きません」 「何か重い物でも持ったのですか」 「友達と話をしていて、背中をドンって叩かれてからです」 「そんなに強く叩かれたの」 「よく話しをしながら、アチコチ叩く人なので、気を付けていたのですが」 「女の人に多いでですよね・・災難でしたね~」 「ムチウチですね・・・腕へ痛みやシビレは有りますか?」 「え~~そんな事・・嫌です」 ムチウチは1回で治った様に見えた。だが、その後、咳が出始め胸が痛み・・・ 「叩かれてから、咳が出始めて・・・胸も痛くって寝れません」 「あ・・・・!!・肋骨が・お・亀裂骨折です・・・痛かったでしょう。」 たまに胸をぶつけて、肋骨を折ったり、咳が出る人は居る。でも・・ 「そんなに強く叩かれたのですか?」 「痛かった事は痛かったですが・・」 「胸の痛みは10日程で治ります。でも安易に骨折し過ぎますね」 「・・・・・・・・・・来週旅行なのですが」 ![]() 「旅行は行けますが、よく骨折する様なら、他の病気の検査が必要ですね」 「骨粗鬆症ですか?」 「骨粗鬆症になる原因です」 「大変な病気ですか」 「癌等で良く骨折します」 「まさか・・私癌ですか?」 「今は違うと思いますが・・様子を見てからですね」 心配とは関係なく元気に旅行に出発された ![]() 「最近パンツが異常に湿る・・・別に小水が漏れてる様でもないが、如何したのだろう?」 「何時からですか」 「2日前からだけど・・」 「何か緊張したり、つらい事は、無かったですか」 「妻が心の病気で・・直にいじけて、泣いたり、怒ったりで、辛いな」 「奥さんも大変でしょうが、貴方も似たような症状でしょう」 ![]() 「ノイローゼの一種ですね」 「○○に汗をかくのが・・・ノイローゼ・・・・?」 「確かに辛かったですが・・それが如何関係しますか?」 「男性の陰嚢は精子を作る所です」 「暖めれば精子が機能しません」 「そうだが・・・・??」 「だから陰嚢には皺が一杯あって、広がるでしょう」 「確かに、タンタン狸のって・・歌もあるな」 「本来、面積を広くして、汗も沢山出て、冷却するところです。」 「はは・・お陰で今は凄く冷えます」 「貴方は緊張でアチコチ・・力を入れて足もパンパンです」 「ハイ・・足は可也凝っています」 ![]() 「緊張で汗が出て・・蒸発し難い・・体積以上に皮膚の面積も広いし・・」 「ああ!!・・そうだな~~解かった」 「おまけに緊張で自律神経も変になって、余計です」 「ではリラックスすれば良いのですね」 病気の初期はは案外この様な事も多いだろう 本人は心配しただろうが・・・・ストレスを取る治療をして完治 目出たし、目出たし・・・おしまい。 最近はまた、腕の痛みを訴える患者さんが多くなって来た。 ![]() 「直ぐに手術をしないと駄目ですって言われました」 「何所の手術ですか?」 「腱板断裂だそうで、直ぐ切らないと駄目ですって・・・」 「では腕を上げてみて下さい」 問題無く上がっている・・・・腱板断裂など何所にも無い 「別に手術の必要は有りませんね」 「でも痛くって痛くって…寝れないのです」 「首の骨の周りにトゲが出来て神経を傷付けて痛いのですよ」 「そんな物が出来るのですか?」 ![]() 「30歳を過ぎると大抵の人は出来ます」 「他の人は何故、痛くないのですか?」 「良く首を動かす人や、肩凝りで神経を圧迫して、傷付いたりしますよ」 「肩凝り位、誰でも有りますけど」 「たまたま、貴方は酷かったのでしょう。似た症状の人が周りに多いでしょう」 「確かに何人かいます」 ![]() 「ヘルニア等でも発生しますが、手術の必要な人は殆んど居ません」 「ヘルニアも切らなくて良いのですか?」 「手や足がブラブラに為って、お小水が何時出るか分らない程なら必要かもしれません」 「そんな事も有るのですか?」 話をしながら大体の治療が終わり 「今、痛みは如何ですか?」 「痛くないです」 「最初は痛みが復活するでしょうが、段々良くなります」 「手術をしなくて良いなら治療に来ます」 諦めず、治療を継続すれば・・・治る 転倒で発生した耳鳴りの治療を横で見ていたTお婆ちゃん 「私も耳鳴りがズーット有って諦めていましたが治るんですね」 「ちゃんと治療すれば治りますね」 ![]() 「是非、私も耳鳴りの治療をお願いします。」 「長年経っていれば、1回では駄目ですよ。継続出来ますか」 「出来ますから是非」 自分から言い出しても、5~6回で来なくなる人は多いものだ 「では、耳に響きますよ」 「あぁ~!!響いてきました」 一通り治療が終わり 「では、今日はこれ位にしましょう」 「ハイ・・・・何か顔半分・・耳の辺りが暖かいです」 「良かったですね・・きっと治りますよ」 「こんな感じは、初めてです」 「今度も是非お願いします」 「継続しないと駄目ですよ」 「はい・・・毎日来ます」 「1週間に1回でも良いですから、継続しましょう」 ![]() あれから約3週間・・来院なし・・・・毎日来る必要はないが 慢性の症状では尚更、根気よく継続して欲しいものだ 披露が溜り免疫が下がれば何年も経て必ず種々の病気が待っている。 ![]() 「耳の中で凄い音がして、五月蝿くて全く寝れません。」 「如何したのですか?原因を話してみて下さい」 「夜中にトイレの前で転んでお尻をついたら・・・突然グア~~・・キーン・って音が始まって」 「どこか痛く有りませんか?腰とか首の骨は大丈夫ですか?」 あちこち触ってみるが、骨折もなさそうだ 「では、耳鳴りの治療をします。まず上を向いて30分程大人しくして下さい」 「私は、何時も大人しいです・・・先生はすぐ私の事を・・・」 「動くと痛いからなのですよ」 耳鳴りや難聴の治療は長時間ハリを刺入したままでないと効果が少ない。 「如何ですか?・・・耳に響いていますか?」 「ハイしっかり響いています」 30分後・・・・・・ 「耳鳴りは如何ですか?」 「あの激しい音は、大分減りましたけど・・・未だ音は残っています」 「今日が1回目の治療です」 「まだ音が消えてません」 ![]() 「当然、耳鼻科へ行って来たのでしょう。向こうでは何と言っていましたか?」 「治りませんって言われました」 耳鼻科では・・・“お年でしょう”としか言わない・・・・若い人にでもだ 「では、うちの治療は大変良く効いてませんか?」 「ハイ凄く効いてます」 「継続してみようと思いますか?」 「勿論です・・・毎日来ます」 発病後すぐ来てくれたお陰で4回の治療で略治となりました ![]() 当院に散在する余りにも真面目過ぎる為ストレスが元と思われる 症状で発祥している全身の痛み、胃腸の不具合、目眩、不眠、 嘔吐感など等で苦しんでいるチャンピオン症候群 不況の時代に過酷な環境の中サービス残業 次の仕事も探せないから不当な扱いでも、じっと耐える へとへとになって何とか治療院へたどり着くが・・ 「Mちゃん如何したの?寝れないでしょう。」 「社長が休んで、分かる人は僕だけで・・日曜も休めず」 ![]() 「会社の事は誰かに任せて休みなさい。欝病に成ってるよ。」 「でも全部僕の所へ仕事が回って来ます。休めません。」 「君が入院したり死んだら、仕事は出来ないのだよ」 「・・・・・で・・・も・・・・・・・・・・・・・・・」 酷い待遇で限界を超えているのは、本人も分かっているが、次の仕事のあても無く。 「生活の為の仕事だ。仕事の為に生きてるのじゃないよ。」 「分かってますが、やっと勤めた会社ですし」 「そこで、足元を見られてるね。待遇改善は頼んでみたの」 「何も言ってません」 「鬱病だけで無く、当然他の病気も発生しますよ。」 「心臓病とかですか?」 「労働基準局へ相談したの?言って上げようか?」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 ![]() 我慢しているとある日突然に次の段階の酷い症状が現れる 取り返しの付かない事に成る事も十分にある ![]() 全身が痛く、胃腸の不具合、目眩、不眠、嘔吐感など等だが 当院にはチャンピオン症候群なる特異?な症状が散在する。 何のことは無い・・・余りにも真面目過ぎる性格の為・・・・ 仕事に熱心すぎて強いストレスでアチコチの具合が悪くなり 挙句に、働く事も出来なくなった人々なのだ ![]() 真面目過ぎるから色んな事に過敏で・・当然治療も怖がる事が多い 数年前に家業の構造的不況から継続を断念したIさん 現在は公務員で別に力を使う訳でもない・・・しかし以前にも増して 全身が強く痛み、首も回らず、吐き気と目眩で時には失神する 体格に関係はなく彼は・・・プロレスラー並みの体格 「何でこんなに酷いのですか・・無理はしていない心算なんですが」 「向こうでチャンピオンが、Iさんには勝てませんと言ってますよ」 「いやいや私は仮にも働いています」 前日から動けず休んでいるらしいのだが・・・・ 「Iさんが具合の悪くなる時って、何かストレスの有った時ですよね」 実際Iさんは長男が浪人を決めた日、お嬢さんの留学が伸びた時に発病 横の現チャンピオンもトラウマの為、少しのストレスで全身の症状が出る ![]() そして真面目に頑固で、自分の決めた治療以外受けたく無い様で 熱さや痛い治療は好みに合わない・・そこで脊柱の安定と消炎を目標に 胸部の固定ベルトを奨めるが“格好が悪い”・・今は休業中なのだが・・・ せめて次回の管理部との話し合いは爪を隠し、賢くこなして欲しい ![]() 突然、腹痛と激しい吐き気、不安感を訴えて・・・会話が成立しなかった事が有った。 具合を見ても・・・別段、何処か悪い訳でもなく、只、原因不明の恐怖と強い嘔気。 将来に対する言い知れぬ不安感やトラウマで、恐怖の連鎖からだろう。 「大丈夫ですよ。一寸治療してみましょう・・・。」 「ゲーゲー・・ゲーゲーゲー・・・ア~~! !」 ゲーゲーと治療をする事も出来ず、話も耳に入らない様子。 ![]() 特に悪い訳でもなく、治療が出来ない状態で・・・・ 困りはしたが、緊張感の無くなった私は、ふと・・あえて、放屁をした・・ブゥゥー 一瞬、患者の目に怪訝そうな光と、一瞬“ゲ~ゲ~” 音が止まるのを見た。 続いてもう1~2回大きな音で放屁・・・・“まさか”の意外性に驚いた患者は笑いだした。 「アア!!・・やっと止まりましたね。」 「??・・・?」 「ほら、気持ちの悪さは減ったでしょう。」 「あ!!・本当だ・・大分楽に成った。」 吐き気が治まり掛かり、安心したのか・・笑ってる。 「恐怖も減ってるでしょう。」 「大分減っています。」 元々、何の根拠も無い不安感と嘔気・・・・。 気持ちが切り替われば、別に如何と言う事は無い。 「不可能な事を一杯、抱え込んで、心配すれば誰でも不安に為ります。」 「何があんなに不安に為ったんでしょうか・・解りません。」 ![]() 「何年間も寝ていて、仕事も出来ず、将来の設計も無く、治療する体力も少ない。 誰だって不安が有って当たり前。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「では、その逆を遡れば良いでしょう。」 「?・・??」 「具合が悪く寝て居て、体力が落ちた・・・・なら、先ず体力を付けましょう。」 「はい」 「鍼治療で随分良くなりました、運動も少し出来るでしょう。」 「出来ます。」 「急がず、出来る事から1つずつ解決するしかないでしょう。」 「ハイ、もう急ぎません。先ず働ける体力を付けます。」 先が見えて、1歩づつ進む事が出来れば、不安感は減る。 急ぐ事は無い。2~3年など、人生にとっては1瞬だ。 どんなに辛い事でも、生きてさえ居れば・・・ “ああ!!良かった”と思える日は必ずやってくる。
「め・目・・目が、出血しました。真っ赤になって」
「大丈夫ですよ。・・・治りますから。」 ![]() 確かに白目の部分がインクを垂らした様に真っ赤に為っている。 私も以前発症した事があり、びっくりするが・・お灸で直ぐ治る。 「眼科で目薬をもらいましたが・・・・治りません。」 「眼科は目薬ですが、ハリは良く治りますよ。」 「以前ご主人の時も直ぐ治ったでしょう。」 「ハイあの時は、ハリに来て半日程ですっかり良くなり・・・それで今も来ました。」 「では、ココとココにお灸をしますから・・・一寸我慢してね。」 「治るなら頑張ります。」 「案外お灸は強いですね。」 「ハイ、私はハリよりお灸の方が好きです。」 ![]() 「普通の人と逆ですけれど・・・今回は良かったですね。」 「普通の人とは違うんですか?」 「それぞれ・・人には好みが有りますからね。」 「そうなんですよね。主人はハリが良いって言いますが・・・・」 そうこう言ってる間に治療は終わり、後日ご主人から 「ヤッパリ凄いです。・・・あんなに真っ赤だったのに朝にはすっきりしてましたね~~。」 「治って良かったですね~。」 結膜下出血の原因は色々有りますが、現時点では お灸で、全ての患者さんが翌朝には治っています。
1年ぶりに来てくれた肝臓癌のNさん
「整形に行っているのに、段々膝が痛くなって来て、シビレてきた。」 ![]() 「膝のレントゲンを撮ったが、ひどく無いそうで・・」 「腰の手術の後遺症で神経痛が出たのでしょう。」 「膝ですよ。」 「膝でシビレは出ません・・・医師は分かっている筈です。」 「ではレントゲンは?」 「必要ありまりませんね・・・知らない筈は無いです。」 「神経を圧迫した腰を放って置いてシビレが酷くなったのです。」 「何とかして下さい。」 ![]() 「ちゃんと通院出来ますか?」 「来ます・・必ず。」 3~4回の治療でしびれは減少したが・・・他の患者の目撃で 「Nさん毎日あの整形へ、マッサージを受けに行ってますね。」 「マッサジは気持ち良いですからね~~~。」 毎回ひどい時だけの来院・・・ 整形と比べ・・・・私の収入は異常に低い。 次回は本気で治療出来ない様な気持ちが、ふと湧き上がって来た。
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