八尾から今日、何年かぶりに以前来ていた・・Kさんがやってきた
「先生、首のヘルニアになりました。もう1年もアチコチの整形に通っているのですが全く良くなりません。痛くて夜も寝れないし・・」
もらっている薬をいっぱい見せながら・・・
「何でもっと早く来なかったの?」
「遠いし・・・ヘルニアなら整形かと思ってブロックもしたし牽引も・・・」
まあ良いか思い出してくれたのだから・・
「握力は?」
「ほとんど有りません」
「肩や背中も痛いし一番痛いのは腕で・・座っていれなくて、シビレもひどいです。」
「痛み止めの使いすぎですね!!」
「えっ!!」
「初期に痛み止めを使いすぎると体を治そうとする成分のトロンボプラスチンが破壊されるのです」
「そんな!!」
「ごく痛いときは仕方が無いかもしれませんが麻酔は使ったときしばらく痛みを抑えるだけです治すわけではありません」
「ジャどうしたら・・・・」
「まず頭の重さを首にかけないように保護して首を動かさない」
「ええッ!!」
「首を動かすと神経をヘルニアで傷つけますだから牽引はだめです。」
「だって牽引すると和らぎます」
「一時的でしょう機械をとめれば元どうりですね!!」
「よそで治らないから来たのでしょう?」
「ハイ」
「大丈夫必ず治ります・・痛いところではなく治るところに針をしましょう」
一通り治療が終わり・・・
「スウットしました」
「これだけひどいですから1回では完治しません。しばらく通えますか?」
「必ず来ます」
家族に付き添われ晴れやかに帰宅されました・・・きっとですよ!!