今日助手のKさんと患者さんが、散ってしまった桜について話をしていた・・・が、あまり話が噛み合っていない
助手のKさん
「今年は雨も降って桜の花の咲いている次期は短かったですね」
患者Hさん
「おお、雨が降っていた割りには随分永く咲いとったワイ」
「花は直ぐ散りますからね寂しいですね~」
「寒かった割りには永いこと楽しめたて良かった・・・」
横から他の患者さん
「余り短かったから見る暇も無かったね~」
「そうそう私も忙しくて見れなかった・・もうすこしね~」
「でも長く楽しめてよかったわ~」
またまたKさん
「そうなんです・・寒い割りにはだいぶ咲いてて綺麗でした」
全く話はかみ合ってこない・・人それぞれ思いはあるだろう。色んな価値観で見た結果なのだろう
人の人生も短いと思う人、永いと思う人、小さな子供には早く大きくなりたくて・・時間が長くてしょうがない
私のように年をとってくると1日、いや1ヶ月が、あっとゆう間に過ぎてしまう・・暮から一気に4月になったような気さえする
日々は“痛いの辛いの”と随分毎日は大変だったはずなのだが・・一跳びのようだ
100年生きても“痛い痛い”と言い続け、人を恨んでの一生は悲しい。
子供の時に亡くなったとしても、皆の愛情に包まれ安心して死ねれば満足できる
やり残したことは無いだろうか、進む道は解っているのだろうか?
未だ死ねない・・・