カロリー摂取量を大幅に減らすと、がんや心疾患、糖尿病など加齢に伴う病気の発症を抑えられることが、アカゲザルを使った20年間の追跡調査で明らかになったらしい
7歳から14歳の大人のアカゲザル(飼育下の平均寿命27歳)を30匹使って、1989年に研究を開始。94年には46匹を追加した。
二つのグループに分け、片方のカロリー摂取量を30%減らし、血圧や心電図、ホルモン量などを測定。死んだ場合は、解剖で死因を詳しく調べる
カロリー制限しないグループでは、5匹が糖尿病を発症、11匹が予備軍と診断されたが、制限したグループでは兆候は見られなかった。がんと心疾患の発症も50%減少
また、脳は加齢とともに、萎縮するが、制限したグループでは、運動や記憶などをつかさどる部分の萎縮が少なかった。
昔から言われている事だが・・・粗食は長寿や高齢者の認知機能維持にも役立つ事を示すもので・・ぜひ見習いたい。
誰も皆身体(自分の入れ物、外観)は大事にするが内蔵や自分自身は大事にしない。