先日、長年連れ添ったお爺さんを無くなくしても
随分気丈に見えたHお婆さん・・・
見かけは普段と変わらず・・・元気そうだが
本当は辛かったのだろうか?

突然転倒して、膝と手をぶつけて怪我をした
20年診ているが、初めての事だ
看護師の孫に連れて来て貰い
「うっかりして、転んで手と足を打った・・痛くて寝られん」
「大丈夫折れてませんよ」
以前妹さんも自転車から転倒し膝の治療をした
「でも痛くって歩けん」
「今治療をしますからね」
当院を最も信用してくれて・・何が有っても1番に来てくれる
痛みで動かすのが大変で・・・治療は少し暇が掛かった
「如何・・今はどれ位痛いですか?」
「大分、痛く無くなった」
「立てますか?」
「何とか立てる」

「少し骨に傷付いてます・・未だ治ってませんから」
「大分酷いけ?」
「最初が大事です・・氷で冷やして・・安静にしてね」
「風呂入ったら・・あかんけ」
「駄目です・・痛くなりますよ」
「如何すりゃ・・良いんじゃ」
何とか分かって貰い・・暫らく治療を継続し・・今は元気を回復