先日、頭が暑いと大騒ぎしていた、Iさん・・・・今度は、寒い寒いと大騒ぎ。
タヲルで何重にも包み、2台のライトで暖め・・・未だ悪寒が止まらない。
「体中がヌメ~~ットして、水を掛けた様に・・・寒いです。」
背中は汗でビッショリ・・・またエネルギーを蓄える力が無くなっている。
取り合えず、風邪の治療をする。
「ウウウ・寒い・・アシが・・・寒い。」
「風邪の治療をしてますが、何処が1番寒いですか?」
「いくらか寒さは減って来ましたが、あ・足・・モモが寒くって。」
足を治療して減る筈も無い・・・・そこで寒い場所のエネルギーの通路を・・・。
「お腹かに、鍼をしますから・・・・チョット我慢してね。」
「あ!!・・なんか、段々・・・寒いのが減っていきます。」
「良かったです・・寒くなくなりました。」
「ようやく・・一安心ですね・・・何時も大変だね。」
「でも・・・何で、頭の熱が足先の鍼で治り、モモの寒さが、お腹の鍼で治るのですか?」
「ハハハ・・・取り合えず、治ったのだから良いでしょう・・・説明って大抵は退屈ですからね。」
”鍼治療は痛み止めでは有りません“って言っても誰も聞いてはいないのだ。