
母親と共に、先月まで・・腰の患部の治療を強く希望していたAさん。
「先日まで酷い腰痛で困っていましたが、殆んど良くなりました。」
「少し我慢すれば、大抵は良くなりますよ。」
「はい、今まで腰の事だけ考えてましたが・・足で治るとは」
「患部と、治す治療とは違う事が多いです。」

「ところで今日は、腱鞘炎になりまして・・・ペンが持てません。」
「大丈夫ですよ。」
息子に少し治療を任せ・・・
「後は私がやりますね。」
「あ!!また全然違う所なんですね。」
「これも大昔の治療法の一つです。」
「すご~~い・・治りました・・・嬉しい・・こんな事、有るんですね。」
「今まで痛い所だけって言って・・・・きっと大分損をしていたのですね。」
「本当に治りたいと思って、ちゃんと来てもらえれば、治りますよ。」
食わず嫌いで損をしている患者さんは随分多い。

そして原因が肩など他に有るのに、患部の手術のみに終われば
次々に他の指も腱鞘炎に悩まされる事になる。