先週は重症な首の患者が随分多かった。
手術で麻痺を起こした人、痛みで静止不能な人排尿障害のある方等など・・・手術適応といわれた方がほとんどだった・・ここまで我慢しなくとも・・・
中には“安静でほぼ治る”患者さんまでも皆も手術適応とは困ったものだ・・・
「先生Tです。以前親父がお世話になっていました。」
お父さんは重症のヘルニア、お婆ちゃんも進行した脊柱管狭窄・・
二人とも当然“はりと手術を天秤に”・・見事復活を遂げている。
しかし息子さんはハリを信用できず整体、ブロック注射・・・だいぶ進行している?首から手足まで疼痛としびれ麻痺、排尿異常確かに大変ろうが・・・
Tさんの苦痛は十分聞かせてもらった・・・でも・・多分私でも大丈夫だ。
試す価値は十分ある。
「どうですか治療してみますか?」
「はい・・・」
やはりあまり信用は出来ないらしい・・・当院には何の機械も無い、スタッフもいない。
癌でも前癌段階や粘膜下層辺りの初期の癌以外、こんなに医学が発達しても・・10年生存率は変わっていないらしい・・・
「どうですか?今の具合は・・・」
「今まで何をしても変化の無かった症状・・先ほどまでの症状はだいぶ減っています。不思議です。」