
15年も前のことだろうか、私の祖父の肺がんが、何故か治った話を聞きつけたNさん。
「私は肺がんの手術を数ヶ月前にしましたが・・その後が毎日大変つらくて・・・」
体の真ん中から右半分ぐるりと切ってあった。進行癌だろうか・・すごい切方だ・・・・
もっとも肺がんは初期も末期も大して変わりはしないが・・・
「痛みは強いし下から厚いものが湧き上がってきて苦しくて・・・」
「痛みはあちこち切った為です。そのうち治ります。」
「いや、麻酔やアルコールブロックもしたけど何にも変わらず・・」
ひどいと言うだけあって毎日必ず通院された・・・近所の医師を夜中に何度も尋ねたり・・・
約1年半あまり大騒ぎだったと記憶している・・・・
「再発しているらしいのですが・・・」
奥さんの話ではかなり進んでいるとの事・・・・やはり!!・・・
「辛いですか?」
「息が出来んし、死にたい。」
ついつい弱音も吐きたくなるだろう・・・・
しかし大騒ぎした後、突然2年ほどで見なくなてしまった。
「どうしたんだろう?・・やはり駄目だったのかな?」
ところが・・・家族がある日腰痛で来院・・・なんと!!
「今はなんとも無いみたいです。」
「エッ!!」
「本当なんです。家族中みんな諦めていたのに・・・今は平気らしく・・・・」
はりで治したとは言えない。しかし祖父に続いて2人目の奇跡だ。
人間、何が起こるかは分からない・・・とりあえず・・諦めないほうが良いみたいだ。