昔の図案を整理していたところ、当時しばらく練習していたヨガのアサーナ(ポーズ)を描いたものが出てきました。やや大きく見えますが高さわずか16センチの小品です。
一般にヨガとは、このような体操や呼吸法のように思われていますが、本来の目的は自己の開放つまり解脱を到達点にし、体操やその他は目的のための準備です。
当然私には描くことも・・自己の開放の手段になります。
私も日々自己の開放を考えていたと思いますが・・・絵の表情の硬くきついのは仕事や生活への不安感からの現われだったのでしょう・・・
しかしヨガや道教に逃げようとしていたのではなく・・・私にとって自己の開放は描くことを含め50年間、抱き続けている目標です。
つかもうとすればふっと消え・・・でも私達が本気なれれば・・いつでも到達出来うる場所でもあると思います。
後ろを向くか前を向くか只それだけなのだから・・・