「毎日指が動かなくなったり腕が動かなくなったり今日は肩で寝れませんでした」
針は大嫌いなのだ当然整形とかへ行ってきたのだろう・・
「もう何回も注射をしましたがぜんぜん良くなりません」
「こんなに硬く腫れたところに薬物を入れれば当然痛くなりますよ」
「えっ、何でですか?」
「空気のいっぱい入ったタイヤにもっと空気を入れるとどうなりますか?」
「パンクします」
「そうでしょう人間も一緒ですよ」
「?・・?・」
「あなたの手の痛みは背中のここから来ています」
「あ!!痛い」
「そうでしょう背中を押すと肩が楽でしょう」
「そ・そうです。痛い」
「じゃここに鍼を」
「あ~あ~・・・」
「未だ何もしてませんよ」
「でも」
「ちょっと我慢してね・・・はい終わり」
「久しぶりのNさんの肩の痛みはあっけなく治ってしまった」
二診目は指と手首を書きます