
脳梗塞で生きる気力を失ったご主人を看取ってもうすぐ1年・・大変だった看病生活は無くなったが・・・・
2人の子供は次々と家を出て・・一人での暮らしの中、生きる気力がなくなってきたのか最近はアチコチが痛い。まるで寂しさを自分の体の痛みで忘れようとしているかのように・・・
「今日はこちらの肩が上がらず、うずきます。」
「反対の手はどうしたの?」
場所は次々と変わりはするが特に悪くも無い・・・
「今日はこちらのほうがひどくて・・・あと腰と両膝が・・・・」
「大変ですね歩くのもやっとですか?」
「歩けますけど。」
寂しさからうつ病になってしまったようだ。
しかしそんなIお婆ちゃん娘さんが首のヘルニアになって、泊まりに来てからは・・・身の回りの世話で大変なはずなのに・・余り痛いとは言わない。
そんな娘さんも治療に来てから早2週間も過ぎ・・・
「先生だいぶ良くなりましたし、子供や主人のことが心配です。もうそろそろ帰ろうと思います。」
「そうですねもう通院で週2~3回でよいでしょうね」
「そうします。」
元気になった I お婆ちゃん又具合が悪くならなければ良いのだが・・・・・