治る過程でこわばった様な痛みが出たり、だるくなったりする事も時には有りますが、
漢方ではこれを瞑眩(めんげん)といって、良くなる兆候と見ます。悪くなったのではありません。安心して治療を継続してください。
深部の凝りが減った為に、表面の痛みを強く感じるだけです。
簡単な治療で、痛みはすぐに無くなります。そのまま放って置かず、すぐに連絡の上、来院してください。1~2回で治る症状ばかりでは有りません。根気良く継続してやっと治る病気も在ります。
未病を治す。・・・・とは?
はり治療は神経を麻痺させる為の痛み止めでは有りません。
車だって車検があります。車を良く知る人は中古車を買うのに良く走った車を買います。
あまり乗っていない車は手入れをしていない為に逆に壊れやすいものです。田畑だって手入れをせずに休ませていては作物は取れなくなります。
私たちの身体も同じです。腰の治療しているうちに、病気に罹りにくくなり、お腹の調子が良くなったり、糖尿病が良くなったり、動悸の治療をしている内に、寒さや不安感が無くなったり等よく有る事です。
病気はまず〝普段の予防〟なったら〝初期の治療と安静〟散々こじらせてからでは患者さんも治療する方も大変です。
でも予防はさほど難しい事ではありません。
しかし、・・「再発後のガンの手術が来週なんだが、何とかならないか?」とか、よく相談を受けます。そのわりには「はりはいやだ。お灸は嫌いだ。)発病から何年も放っておいたのでは・・・・?
私は〝一本のワラ〟でも構いませんが、本当に治りたいのでしょうか???
はりで普段から病気に、なりにくくして、生きている限りは元気に楽しむために、鍼治療を利用していただくのは、大歓迎です。
消毒はどうなの?
器具はアルコールで拭い、洗浄の後、ステリハイド液(グルタルアルデヒド)、オートクレープ(高圧蒸気滅菌器)にて完全滅菌その後、試験管で保管、個人別の針や保菌者用の針は、もちろん別の棚に保管し感染防止体制は何重にもして有ります。
疑問があれば納得のいくまで十分にお尋ね下さい。
治療方法は?どんな効力があるの?とか、流派は?消毒は?とか、ご自身で確かめて納得されてからで結構ですので、安心できる治療を受けて下さい。