脳梗塞の後遺症でたまに来院されるTさん・・今までの主治医に疑問を持ち娘の勤めている準大手の病院へ・・・・
過去にご主人に“出さないで”と頼んだはずのスタチン剤(コレステロールの薬で日本の年間使用量は1千億円)の副作用で人工透析になったことも忘れ・・・院内の整形へ・・・
「先生肩が痛いです」
「肩の靭帯が切れてます。すぐ手術を」
「以前に反対側でも同じ事を言われましたが・・ハリで治りましたけど・・・」
「そ・それは・・・きっと細い靭帯だったのでしょう」
娘が2人其の病院に勤めている
「お母さん其の手術やめなさい。治った人がほとんど無いからハリの先生に相談したら」
「先生すぐ手術と言われましたけど・・・」
「Tさん靭帯の傷が原因なら最初の数日が一番痛いのです・・Tさんは脳梗塞後何ヶ月も痛いでしょう」
「脳梗塞の患者さんはほとんど肩が痛みます。それに軟部組織(スジ)はレントゲンに写りません。」
「ジャ。私は?」
「脳梗塞のせいで神経が正常に働かず筋肉が強張り肩を締め付ける痛みです」
針が大嫌いで始めは週2回来ますと言っていたが・・・今は娘さんにせかされて2ヶ月に1度がやっと・・痛みも減らず再発の予防にもならない
それでも帰りには肩の痛みは消えていた