先日の「肩の靭帯が切れてます。すぐ手術を」と言われたTさん今度は・・・
「甲状腺に腫瘍が在ります。切りましょうって言われましたけど・・・」
「細胞を採って検査をしたのですか?」
「いいえ、普通の血液検査です」
「普通の血液検査で分かるはずが有りません」
「あの後・・“今後のために全部検査しましょう”と言われて胃や肺、心臓、肝臓、腎臓、大腸などの検査を受け、そして・・・甲状腺の癌かもといわれました」
少しも懲りていないようだ・・・・
「そんないい加減な・・でもあそこではみんな同じ事を言われて色んな検査を受けますよ」
「そうですか・・・・」
「あなたの友達のKさんは・・目眩でやはり全部の検査を受け造影剤でアナフラキシーショックになり1ヶ月入院したでしょう・・」
「そうでした・・」
「目眩と大腸の検査が関係ないことは素人でも解りますよね」
「・・・・・はい。」
「癌と言う時は周りの細胞へのがん細胞の滲み込み方を見なければ判る筈が有りません」
「そうなんですか?・・?・?」
「甲状腺の腫瘍はほとんどが良性です。癌でも甲状腺は悪性はほとんどありません。」
「本当ですか?手術を進められたのですが・・・」
「大抵の人が甲状腺腫瘍で必要の無い手術を受けています」
「でも・・・心配です・・切りましょうか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」