一般に生き物の寿命は脈拍に比例すると言われえている・・・つまりマウスのように小さく早く動く心臓は当然寿命が短い
10年の寿命の生物もいれば1週間の命のものもいるが、どの生物もそれを不条理とも考えず何の不満もなく、精一杯生きている
寿命は遺伝子の変調を防ぐための手段と考えられてきた・・・しかし私の意見は少し違う
生物の全ての細胞の中に本人のDNAと同居しているミトコンドリアのDNAに問題があると思う
ミトコンドリアは各生物の細胞に寄生する・・あたかも地球に寄生する人間のように潜んでいる
初期の生物にはDNA内部に多数発見されている老化の遺伝子は無かったと考えられる
要するに聖書に有る様にかなりの長寿だったかもしれない。
しかし寄生するミトコンドリアの目的は増殖である・・・増殖のためには人間が長寿では困るのだ
短いサイクルで生殖を繰り返しどんどん増殖してくれなくては自分たちの生存が危うくなるのだ
その目的のため生物のDNAを変化させ老化を付与する必要があったと考えている