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2006/10/7
![]() 「また目眩と動悸がひどくなった。仕事やのか、やっとられん。」 もう横になっている。 2,3ヶ月毎に繰り返す。ストレスと過労なのか。最初は7~8年前のPM1時ごろの事だ。 「こんにちはお願いします。」 「治療ですか? 今から食事に行きますから、午後にしてください。」 「やっと来たがやぜ、めまいが酷くて動けん。」 座り込む。 「Iさんから昨日聞いて来たがで、2年前から脳梗塞の目眩で仕事もしとらんがやちゃ。」 「そうですか、でも昼ですし・・・ここで待っていてもらえるなら・・」 「おら動けん言うとるがやぜ。もう一回これるわけなかろがい。」 「じゃ、こうしましょう。そこに寝てください。」 ベットまではって行く。・・・ 「では頭にハリをしますからね。痛いですか? ちょっと我慢してね。」 4~5本の針をする。 「イヤ、なんとも無い。」 頭は少し痛がる人もいる。 「じゃあ私は、ちょっと食事をしてきますから、少し待ってて下さいね。」 「行ってこられ、他にどーもならんがやろー。どーせ動けんがやし。・・・・」 1時間ほどたって帰ってくる。患者はベットに寝ている。 「ちょっと動けるよーになった。」 「良かったですね。では頭のハリを取ってもう少し首と背中の治療をしましょう。」 何か言いながら、服を脱いでうつ伏せになる。 「どうですか?ちょっと動いてみましょうか。」 「オッ!!なんとも無い。グルグルせんぜ。わし2年間も仕事もせんと家で寝とったがやぜ。」 それから2~3週間遂に仕事復帰。・・・めでたしめでたし。 私は“めまい”には、随分自信を持っていた。でもこんなに簡単に治った人も少ない。 おかげでいろんな患者を紹介してくれる。ヘルニアは勿論、パニック障害、うつ病、分裂症、癌等々である。 ![]() #
by pcsoukoukai2
| 2006-10-12 00:28
| 耳鼻i咽喉科の治療
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2006/10/11
「Tさん今度は横を向きますよ。」 「・・・」 「ゆっくりで良いですからね。」 「あ・・・落ちる落ちる!!」 「大丈夫ですよ後ろで支えていますから、絶対に落ちませんよ。」 今日もまた始まった。来院の度ごと、必ず(あ・・・落ちる落ちる!!)が始まる。小脳梗塞後遺症。平衡感覚が無く空間認識ができない。 「あ落ちる落ちる あ・・・あ・・・落ちる!!」 「大丈夫前回より大分上手くなったじゃないですか。」 さっきからまったく動いていない。上を向いたままだ。ベッドをシッカリ握り、動けない。他院では(落ちる落ちる!! )で胃の透視が中止になったらしい。前に進まない。他の患者が困った顔で見ている。持ち上げよう。 「すぐ終わりますよ・・ヨイショ。」 「落ちる。 あ あ・・・落ちる落ちる!!」 もう止めようかな・・ 「チヨット我慢してね。」 「ああ・・・・・・あ・・・あ・・・」 「ハイおしまい。また今度ね。」 「ああ楽になった。楽になるのは解っているのだが・・」 何とか今日も終わったぞ、ヨシ。 #
by pcsoukoukai2
| 2006-10-11 23:13
| 私の治療室
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2006/10/10
「先生またヤッチャッタ!! 」 「Mさん今日はどうしたんですか?」 ど-せ大した事無いんじゃないのかな? 「えーと 電車でゆれた時にクキッとなって首から下がシビレテ、痛くて、また寝れなかったんです・・・痛くて痛くて・・」 「Mさん今月で、もう3回目ですねえ~まだ10日ですよ。」 うちで一番よく問題を抱え込んで、すごく症状の取れにくい患者だ。 3年前には1ヶ月4回の骨折を経験。1度目は、ちゃぶ台で足を伸ばしストレッチ“ブチッ”脊椎骨折。2回目は・・・忘れた。3回目くしゃみ・・骨折。4回目も咳で脊椎骨折。咳で肋骨骨折はよくある。でも咳で脊椎骨折はこの人だけ。 「Mさん もう変な体操はやめたら。運動は必要だけど、もっと違う方法でしましょうよ。」 自分に合った運動を教えろと言うので、指導するのだが、すぐ化けてM式になってしまう。まだ若い(50代だったかな?)のだが、すぐ忘れてしまうらしい。変な運動で怪我をする。元は学校の保健婦なのに医学的知識はない。 「だって今度は電車が悪いんです。」 「怪我をして痛くって動かなきゃ骨密度が下がり、もっと骨が弱くなってまた骨折ですよ。」 甘いものが好きで教え子が持ってきてくれるケーキで、コレステロールが上がり、薬の副作用で、横紋筋融解症で(筋肉が溶けたのが発端だ。)主治医もミヲグロブリンが出ていたのを見過ごしていた。まだ腎不全にならなくて良かったくらいだ。 「ううう・・痛い。・・早く何とかしてください。」 「もう諦めてモルヒネの硬膜外の点滴にしたら?そうすればこんな遠くまで来なくてもいいのに。電車を乗り継いで1時間以上かかるでしょう。」 大抵はご主人に送ってもらっているが。 「そんな事言わないでよう!!癌じゃないんだから。」 「本当は私の事もう面倒くさいんでしょう。」 確かにそうだが。・・・ 「そうですよ。だってそうでも言わなきゃあなたきりが無いもの。」 馴れ合いとはいえ、信頼してくれているのを善いことに、かなりひどい事も言っている。 「うう・・・」 「じゃ順番に見ていくから、・・・骨はなんともないよ。」 「大体治療は終わったし、後は指の刺絡(指先からチョコット血を抜く治療で、随分楽になることが多い。)だね。」 「ああ楽になりました。来てよかった!!。」 「Mさん。この後転ばないでね。」 「あ! 暗示にかけてる!!。 そう言われると本当に転ぶんだから!!。」 「だから怪我をしないでね。・・・」 ああ!・・いつまで続くのだろう・・・・・? #
by pcsoukoukai2
| 2006-10-10 23:16
| 整形の治療
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Comments(2)
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