おおはし鍼治療院 古代の医学“鍼”って何だろう？針治療？ハリ治療？

大腰筋

「走ったら腰がヅキヅキと」

「寝返りは？」

「何とか動けます」

「足は上がる？」

「少し」

上殿筋の圧迫でやや楽との事

「この場合はこの奥の筋肉が悪いのですよ」

大腰筋へ長鍼をそ～っと

「なんか楽になってきた」

「立って見て」

「痛くないです」

「足も上がるでしょう」

「上がります」

「無理はしないでね」

「そうします」

結果には原因がある

休日診療

「今日どうしても治療お願いします」

「休みですけど」

「筑波から治療の為に電車に乗りました」

「そんな・・無謀ですよ・・」

向こうでは効果がなく電車に乗ったとの事

「棒高跳びなので・・内踝の此処が」

「その場合はこの辺が悪いのです」

原因の箇所に鍼をし

「ア～‼治った歩ける」

2日間の治療で略治となり

「大学の中にハリの教員養成課程が有るから行ってみたら？」

「アチコチへ行ったんですが駄目でした」

そのまま親の運転で大学へ・・・慌ただしい帰郷でした

全身がザワザワピリピリ

「体中ザワザワピリピリして働いてません」

「不安感とかは？」

「不眠や吐き気も・・・」

鬱などではよくある症状だ

「良くなるからね」

「はい」

「恐い・・痛い」

針が怖くって治療が出来ない

特注の細い鍼で浅くそ～っと少しずつ

「3回目だし慣れましたか？」

「最初は怖いので痛く感じてました」

「ピリピリは治ったでしょう」

「はい・・仕事に行ってます」

「他の症状も良くなりますよ」

「頻尿も有るんですが」

「治りますよ」

「痛いですか？」

恐いのでまだ検討中

醒脳開竅法・・・梗塞後遺症

「手が動かないです」

「心当たりはありますか？」

「突然動かなくなって」

「整形で判らない・・私では無理って言われて」

右手がブラブラと・・脳梗塞かな？

「いつからです？」

「8日前から」

血栓融解剤のTPAは時間切れで使えない・・

首の治療をしてみたが変化なし

醒脳開竅法をしてみよう

人中、内関、極泉

「あ!!動く・・何となく動く」

「発病から早い時期しか効果はないです・・ちゃんと来て下さい」

忙しいとかで次回は10日後

「あまり動かないですね」

「忙しくって」

神経も途切れたのか筋肉も硬くなりはじめてる

「仕事にならないでしょう？」

「僕が行かないと・・」

中国では発病から2～3日で醒脳開竅法を始める

「せめて脳の検査をして薬を飲んでください」

「治りますか？」

「再発の予防です」

治療継続で回復出来れば良いが

脊柱管狭窄症

鍼が苦手なＴさんでも・・家族は皆鍼が好き

「久しぶりに来ました」

「恐いのによく来れましたね」

「腰から両足に痛みがあって歩けません」

「何時から？」

「3年前からあちこちで治療したんですが・・・」

「骨の隙間は狭いですけど・・治療しますね」

震源地と思える処を探しながら鍼をする

「立って見てね」

「あ!!・・痛くない歩けます」

「足が痛くって運動してないでしょう」

「はい」

臀部から腿の裏に掛けて硬くなっている

「動かないので筋肉が縮んでますよ」

「え～～」

「今日からストレッチをしましょう」

「・・・」

ハリも嫌いだし運動も嫌い・・・継続出来るかな