おおはし鍼治療院 古代の医学“鍼”って何だろう？針治療？ハリ治療？

4番5番の椎間板ヘルニア？

腰の症状が急増している

「荷物を持って階段を上ったら腰から足が痛くて寝れません」

「上向きで足は上がりますか？」

「痛い・・・ビ～～ンとします」

「ラセーグテスト陽性ですね」

「何ですか？」

「ほぼ腰椎4番5番の椎間板ヘルニアか脊柱管狭窄でしょね」

「手術ですか？」

「治りますよ」

「薬を飲んでも治らないのですが」

「鍼はまだしてませんよ」

最初はうつ伏せも無理、痛みで静止も辛かったが

帰りまでには大分和らいで

「動いても痛くないです」

「どれくらいの時間で痛みが出るか教えてください」

「また痛みますか？」

「多分ヘルニアでしょうから安静に」

「・・・」

「じっとしてて痛ければ薬も使っていいですよ」

2日ほど夜間痛があったそうだが

4～5回の治療で疼痛シビレは落ち着いてきている

ヘルニアからの大腿神経麻痺

ヘルニアからの大腿神経麻痺とのこと

歩行難があり足も上げ難そう

「半年前から腿がマヒしてます」

「左の場合はヘルニアが多いですね」

「ズキズキしてますか？」

「夜中も痛いです」

うつ伏せが無理そうなので横向きで

最初からゆっくりと大腰筋の鍼

「足にピリッと来たら言ってね」

「ああぁ・・きました」

他の足や腰にも鍼をする

不快な痛みが出ないようにしながら

「どう？」

「痛いのが減って手で触った感じが分かります」

「神経は生きてるようですよ」

五～六回の治療の後

「前側が減ってきたら後ろ側の痺れが分かってきました」

「では一緒に治しましょう」

1番酷いところから順に苦痛は認識できるらしい

パーキンソンの鍼

前回の三叉神経痛だった患者さんのお姉さん

「姉が数年前からパーキンソンで困ってます」

手足の震えあって歩き難そうだ

「お薬手帳見せてね」

「はい、いっぱい飲んでます」

薬の副作用も有るのかほぼ歩けない

「横になってみて」

「は・あ・い」

「頭のここに鍼をするとドーパミンが出ますよ」

足が上がらないので大腰筋の鍼もする

「立ってみて」

「あ!!歩ける足が上がる」

「手の震えも止まってますね」

「ず～っと薬を飲んできたのに」

表情もさっきとは全く違う様になった・・だが

通院方法がなく２回以降は来院無し

大変効果のあった症状だが

放置すれば当然進行する

歯痛(三叉神経痛)

大工のYさん2人めの紹介

歯痛も鍼治療の方が効果がある

「4～5年前から歯が痛くって沢山の病院へ・・」

「大変ですね」

「歯を抜いても治りません」

「何ともない歯を？」

「ＭＲの検査は？」

「検査も全部しました」

「三叉神経痛です・・やってみましょうか」

治療の方法がないので鬱の薬中心に

こんな患者さんは結構多い

初日は三叉神経のはり1時間でようやく沈痛

二日目からは痛みが止まる時間も短縮した

「私の歯痛が治ったのでパーキンソンの姉も連れてきます」

蓄膿症

2年前ほど見なかったNさん

「1年間耳鼻科へ通院して後は手術しかないって」

鼻の手術はすごく痛いのに効果が少ない

「どのような治療でしたか？」

「ズ～ット抗生剤を」

「洗浄は？」

「何？してないけど・・」

「昔は洗浄が治療の主体でしたよ」

「してないけど」

「抗生剤の使い方で耐性菌が出てないですかね」

暫くの間に鼻を何回も何回もかんで

「肩凝りで頭に熱がこもると菌が増えますよ」

「へ～～」

肩こりと蓄膿の鍼を沢山した

3日後

「鼻と咳が減りました」

「暫く辛夷清肺湯を処方してもらったら？」

何が効いたのか不明だがヘ減り続けている

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